常駐ソフトなど実行中のプログラムのCPU優先度を調節することのできるツールです。
常駐ソフトが起動されているとCPUの負担が増え、PCの動きが重くなりますよね。
このツールは、その常駐ソフトへのCPU優先度を監視・調節することができるのです。
数多くのオンラインゲームで幅を利かせている Game Guard というセキュリティソフトがあります。
赤石のプログラムにも Game Guard というセキュリティソフトが組み込まれています。
赤石のクライアントを起動するたびに Game Guard も自動的に起動され、赤石をプレイしている間は
Game Guard も常駐ソフトとして起動されているということは皆さんもよくご存知だと思います。
そこでこのオートギアで赤石起動中の Game Guard のCPU優先度を調節する方法を紹介したいと思います。
まずは上記のダウンロードページからオートギアをダウンロードしてください。
ダウンロードしたプログラムを解凍し、インストールすることができたらオートギアを起動してください。
オートギアを起動すると上のような画面が表示されます。
右上の追加ボタンを押してください。
次に、参照ボタンを押します。
赤石のクライアントが保存されているフォルダの中に Game Guard のフォルダがあると思うのでそのフォルダを開いてください。
Game Guard のフォルダ内にある
GameMon.des というファイルを指定します。
Game Guard のフォルダ内のファイルを探す際には指定するファイルの種類を
Execute File(*.exe) から
All Files (*.*) に変更しないと
GameMon.des のファイルが表示されないので気をつけてください。
ファイルを指定することができたら指定優先度を
低 または
通常以下 に設定してください。
指定優先度を
低 に設定してみて問題があるようでしたら、
通常以下 に変更すると問題が解決されるかもしれません。
OKのボタンを押してファイルの指定が完了したらオプションを開いて
オートセーブとオートロードにチェックを入れておくと次回から上記の操作をする手間が省けます。
もしお気に召されたようでしたらスタートアップに登録しておくと次回からはOS起動時に
オートギアも自動的に起動され、指定したプログラムのCPU優先度の調節を実行してくれます。
ただし、指定したプログラムのCPU優先度の調節を実行するには、指定されたプログラムが起動されている必要があります。
詳しくは下記の手順をご覧ください。
以上の手順を踏まえた上で赤石のクライアントを起動すると、
同時に Game Guard が起動された際にオートギアが Game Guard のCPU優先度を調節してくれます。
ただし、上の画像の監視サイクルの部分を見ると分かるように、オートギアが他のプログラムのCPU優先度を
監視すること自体もCPUとメモリに負担がかかります。
そこで、赤石のクライアントを起動してから Game Guard のCPU優先度が一度オートギアによって
調節されたことを確認したら、CPU優先度の監視を解除するか、あるいはオートギアの常駐を終了してみてください。
一度オートギアによってCPU優先度が調節されたら、それ以降はオートギアの常駐を終了しても大丈夫みたいです。
私の場合はゲーム起動後はオートギアのCPU優先度の監視を解除しています。 (オートギアはつけっぱなし)
優先度変更失敗時のリトライ回数が少ないとCPU優先度が調節されずに放置されてしまうことがあるので気をつけてください。
以上でオートギアの基本的な使用手順は完了します。
無事に Game Guard のCPU優先度の変更が確認されたら、オートギアの常駐を終了させましょう。
ここまで読んでくださった方、お疲れ様でした。
オートギアがあなたの赤石ライフにもきっと役立ってくれるように幸運をお祈りしておきます。
警告しておきます。
オートギアは全てのユーザーが正常にご利用できるとは限りません。
お使いのPC環境によっては正常に動作しないことや、不具合をもたらす危険性があります。
オートギアをご利用になったことで不利益や損害を被ったとしても、私は一切責任を負いません。
オートギアをご利用の際には以上の点を充分理解した上で、全て自己責任で行うようにお願いします。
‥‥‥と、少し怖がらせておいてから応用編に入りたいと思います。
というのも、オートギアは使用しているCPUの種類によってはそもそも効果が発揮されなかったり、
他のセキュリティソフトなどが常駐していた場合はお互いにひどく干渉しあったりするみたいなのです。
それを言い出したらそもそも Game Guard もセキュリティソフトと干渉しあうことも充分ありえる話なのですが‥‥
それに加えてオートギアを投入するとさらなる混乱を招く危険性がある‥‥というのはご理解して頂けるでしょうか。
とにかく、オートギアは使用法を誤るとPC軽量化どころか逆に甚大な負荷がかかったり、
プログラムのどこかで不具合が生じる恐れがあるのです。
そのところについてはどうかご理解しておいてください。
それでもいい! もっとオートギアを活用したい! という方は以下に続く応用編をご覧ください。
これから紹介するオートギアを応用した使用方法の一つ目は
Game Guard 以外の常駐プログラムのCPU優先度を下げる方法です。
一番最初に表示されるモニタ&設定の画面で追加ボタンを押した後、参照ボタンではなく一覧ボタンを押します。
すると、現在実行中のプログラムが一覧表示されます。 (セキュリティソフトは予め常駐されていないものとします)
このうち、CPU優先度を下げても問題なさそうな常駐プログラムを指定します。
するとこのように各プログラムのCPU優先度が調節されますが、
複数のプログラムを同時に監視・調節し続けているとオートギア自体にCPUとメモリの使用率を
割かなければならなくなってしまうので、一度CPU優先度が調節されたのを確認したら、プログラムの監視を解除します。
これがオートギア応用法の一つですが、CPU優先度を下げることで他のプログラムの実行に支障をきたす場合があるので、
くれぐれも指定するプログラムは慎重に選んでください。
もしもオートギアを使用していてPCに不自然な負荷を感じることがあれば、
オートギアの監視を解除してOSを再起動するなどしてみてください。
次は特定のプログラムのCPU優先度を上げる方法を紹介します。
しかし、これはぶっちゃけ本気でお勧めしません(´・ω・`)
赤石のプログラムを実行する際にPCの動作を高速化させるためには
他の常駐プログラムのCPU優先度を下げるだけではなく、赤石のプログラム自体のCPU優先度をあげればいい‥‥‥
そんなふうに考えていた時期が、私にもありました。
しかし、この方法はデッドラインギリギリです。
ご覧の通りです。
実際にやってみれば分かると思うのですが、PCの動作は逆に重くなっているように感じるのではないでしょうか?
赤石のクライアントのシステム設定のところにも独占モードという項目があるので一概に不具合が生じるとは言えませんが、
逆に言えば素直に独占モードを使用していればオートギアで外から操作する必要は無いかもしれません。
ちなみにこのCPU優先度を上げるというのを選択すると、キーレスポンスが遅くなるという報告を聞いたことがあります。
例えば赤石のクライアントプログラムのCPU優先度を上げた場合、
相対的にマウスやキーボードのCPU優先度が下がるので、キーレスポンスが遅くなるということです。
ということは、ゲームのクライアントプログラムのCPU優先度を上げると同時に
マウスやキーボードのCPU優先度も併せて上げれば操作が追いつくという理屈なのですが
私はやったことが無いので分かりません‥‥^-^;
オンラインゲームをプレイする上でPCの軽量化を図る方法は無数にあります。
オートギアの活用はその無数にある方法のうちのひとつに過ぎません。
まずは安全で確実なものから着手していくことをお勧めします。
先ほども言いましたが、オートギアを使用した場合かえってPCの動作が重くなることがあります。
その場合はオートギアのCPU優先度の監視・調節の登録を解除して、OSを再起動するなどしてください。
その後、オートギアを使用せずにプログラムを実行してみてどちらがPCの負担が軽くなるか慎重に見極めてください。