剣士といえばグレートガッツでノックアウトは効かない、盾のブロックで物理ダメージは半減と、ランサーにとってはかなり都合の悪い相手です。
といっても、それはあくまでランサーにとっての攻撃対象とみなしたらの話。
攻撃するにあたって都合が悪いというのは剣士にとってのランサーも同じことだと思います。

攻撃射程の短い剣士に迫られてもスピンアラジングをONにしつつマルチで距離を稼げば簡単に攻撃を防ぐことができます。
それに加えてブレイクのブロック率50％を計算に入れれば被ダメはかなり押さえられるはずです。

脆弱な私でさえ戦場において剣士に倒されたことは滅多にありません。時々あったけどｗ
しかし油断は禁物です。もしも装備や立ち回りが優秀な剣士に迫られたら落ち着いてパッシブスキルを活用しつつ有利なポジションを確保してください。

こちらから剣士に攻撃する場合は盾のブロックによる物理ダメージの減少を考慮して、一発あたりの攻撃力よりも秒間ダメージを重視した武器を使うことをお勧めします。
エンチャダメージはブロックを貫通するので、一発あたりの物理ダメージが減少することを考えたら攻撃速度の速い槍を選んだほうがダメージ効率が向上すると思います。

剣士はランサーにとってあまり攻撃対象にしたくない相手ですが、そういつもいつも自分にとって都合のいい相手ばかりを追うのではなく、
他の周りの味方の攻撃している敵などを意識して、時にはタゲ合わせのために自分にとっては相性の悪い相手への攻撃に参加することも必要だと思います。
戦術的に都合のいい相手を攻撃するだけでなく、戦略的に都合のいい相手を攻撃することが大事です。
私は結構戦場でも食わず嫌いするタイプだったのでGvではほとんど同じ相手ばかり攻撃していましたが、
前途有望な他のランサーさんたちはこのことも考慮してみてはいかがでしょうか。

さて、物理剣士はランサーにとっては都合の悪い相手ですが、ドラツイ戦士はそうでもありません。
ドラツイは攻撃範囲の外周部分がダメージが大きく、遠距離攻撃職のアチャなどにとっては不利な相手ですが、
近接攻撃のできる物理ランサーにとってはそのドラツイの特性を攻略することができます。
ドラツイは中心部分が一番ダメージが小さいので、ちょうどドラツイの目を突くようにして攻撃すれば有利な展開に運ぶことができます。
ドラツイ戦士にシマーがかかっていたり、Wizからのアスヒが常に回ってくるような状態では非常に脅威ですが、
そうでなければ他の味方の足止めなどを利用して近接攻撃で上手く叩くことができます。水抵抗は忘れずに。

飛び道具です。投擲武器です。遠距離攻撃です。
HPは大丈夫ですか？ 物理装甲は大丈夫ですか？
ブレエビは切れてませんか？ 同じPTのアスヒWizのスキル圏内にいますか？
ブレイキングポイントはONにしていますか？ 咄嗟にマルチを使うだけのCPはありますか？
ベルトにフルヒはセットされていますか？ ディスペルされてもマルチが使えるようにベルトにフルチャは入っていますか？
無モーションビットの被弾を認識できますか？ 不意に攻撃された際に咄嗟に安全な場所に逃げることが出来ますか？

私の死因のほとんどはアーチャーによるビットです。
無モーションビットやラグビットの被弾を自覚したらHPを削りきられる前に敵の攻撃射程から逃れましょう。
そして味方のアスヒWizのスキル圏内を維持することが大事です。
無モーションビットやラグビットでも蓄積ダメージが発動していない限りはブレイクによる物理ダメージの軽減もちゃんと効いていると思います。

ただ問題なのは攻撃速度の速いダブスロを被弾するとブロックモーションが発動するためこちらの行動が阻まれることです。
ここは一旦ブレイクをOFFにしつつ逃げるか、ブレイクをONにしたまま最短距離でダブスロの射程外へ逃げるかのどちらかです。
そこで留意しておいてほしいのは、遠距離攻撃の攻撃範囲は横長の楕円形だということです。
つまり縦に逃げれば、より短い距離を移動するだけで敵の攻撃射程の外へ逃れることができるのです。
もちろん通常は味方Wizのアスヒ圏内を意識することが大事ですが、速度の速いダブスロに襲われた際には考えてみてください。

もしも敵のランサーに追いかけられたら剣士と同じようにスピンとブレイクをONにしつつマルチでガン逃げしてください。
それでもマルチでしつこく追跡してきたら他の味方に助けを求めましょう。
私も戦場で格上の運ランサーに追いかけられたときはびっくりしました。それはもうガン逃げでした。
運ランサー二人して壮絶な鬼ごっこ。敵も運だから攻撃当ててくるんですよね〜。

武道の払い蹴りはダミーやサイドで回避できます。もちろんスピンも発動します。有効に活用しましょう。
相手は仰け反るがあるので躍起になって攻撃しないこと。
むしろ他の火力の高い攻撃職にアタックチャンスを譲るくらいがいいかもしれません。

ネクロは烈火の怒りが厄介なので注意しましょう。
ランサーに烈火なんてそうそう飛んでこないだろうと思っていたら、とあるGvにて最高の場面で最高のタイミングで烈火の怒りを被弾して敵ながら感動しました。
こちらがランサー(私)と味方の武道さんとで敵のWizを追い詰めていて、味方の物理アチャさんがビットで射掛けるという場面で、
颯爽と現れた敵のネクロが見事な動きで烈火の怒りを放ったのです。
行動を封じ込まれる私たちランサー＆武道。危機を逃れ生き残る敵Wiz。ランサーも烈火の怒りと無縁ではなかったのでした。

ちなみにネクロに対して攻撃を仕掛けると悪魔に変身されたら困るので注意しましょう。
あと当然のことながら敵のネクロを視認したら抵抗を整えた装備であることを確認しましょう。

リトルお得意のラビットラッシュは払い蹴りやロックバウンディングと違って特殊攻撃なのでパッシブスキルで防ぐことができません。
万病を使いつつマルチで射程外へ逃げるか、レイドでラビットラッシュを使ってくる当人にKO攻撃を仕掛けるかのどちらかです。

しかし相手もリトル･悪魔･天使みたいな感じで数人で同時に妨害を仕掛けてくると非常に苦戦します。
そこらへんはやっぱり手数･頭数の多いほうが有利です。こちらも他の味方との連携を利用しましょう。

悪魔については物理アチャに次いでランサーにとって脅威な相手だと思います。
というのも、パッシブスキルの檻･ワームです。レイドやマルチの使用が制限されてしまいます。
悪魔を含めた各ユニットを一ヶ所に固めるという密集戦法はランサーにとっては都合の悪い状況です。
これに対する攻略法で私が思いついたものは３つあります。

一つ目。そもそも、レイドを使わない。
不利な相手に不利な戦術で対応する必要はありません。
いっそのこと自分の戦闘スタイルを崩して、エントラで削ることに専念するのもひとつの手でしょう。

二つ目。スピンアライジングで散開させる。
敵が氷雨やメテオを撃ってると好都合。
スピンアライジングは被弾した攻撃の種類に関係なく、自分のすぐ近くに敵がいるか否かで発動の有無が決まります。
上手く敵の攻撃を引き寄せつつ、敵の密集してるところへ潜り込んでからスピンを発動させ、そのあと被弾した攻撃を捌く。
ただしこれはあくまで理想型。
攻撃を引き寄せ、一旦敵陣に潜り込み、そのあとで引き寄せた攻撃を捌くという三段階の行動中、その攻撃に耐える必要があります。
つまりそれだけ余裕のあるHPの高さや、味方Wizからアスヒをもらえるポジションを維持することなどが必要です。
自信のある方は試してみてください。

三つ目。ディスペルで悪魔のCPを吸ってネクロに戻してもらう。
味方の天使さんにお願いしましょう！

ちなみに悪魔のドローボディとプリンセスのボトル投げはブレイクやダミーで回避することができます。
なんだかランサーやってて得した気分になれますね。

WizやBisなどの各支援職は物理火力職などに比べて運や敏捷が低く、攻撃が当たりやすいです。
多少レベル差のある相手でもボア･クランなどを使えばレイドやエタナくらいは着弾させることも難しくありません。
もしあなたが妨害専門のランサーでなくても、他の火力職や妨害職を攻撃するのが難しければ支援職の妨害に専念するのも悪くないでしょう。

敵Wizを妨害する利点は２つあります。
アスヒを阻止することで味方の火力を引き出すこと。
テレポでの逃避や自分自身へのアスヒを阻止することで他の味方とのタゲ合わせをしやすくすること。

Bisを妨害する利点は２つ。
リザやブレエビなどの支援スキルの使用を阻止すること。
ピンチ時に戦線離脱を図って行う逃げコルを邪魔することで優勢を維持し、あわよくば足止めしつつタゲ合わせをしてBis自体を撃墜。
ただし、アーチやミラーなどのBis自身が存在するだけで効力を発揮するスキルに関してはノックアウト攻撃による妨害は通じないので注意。

天使を妨害する利点は１つ。
ディスペルの阻止。というかこれは私の場合は自分がディスペルされたらとりあるKO攻撃で反撃をするのみに留まります。

各支援職に対する妨害の利点は上記の通りです。戦況と自分の好みに合わせて動いてみてください。
ちなみに使用武器の基本攻撃速度や移動スキルやパッシブスキルの有無を考えると、妨害しやすさは以下の通りです。

Wizは最も基本攻撃速度が速く、テレポやアスヒもあるので妨害しにくい。倒すのならタゲ合わせが必要。
天使は最も基本攻撃速度が遅く、攻撃回避に繋がるようなパッシブスキルも無いので妨害しやすい。ただしコルに注意。
Bisはパッシブスキルのシルフラが抵抗貫通の暗闇効果を持つので注意が必要。移動スキルが無いので妨害や足止めはしやすい。

状況に応じて選ぶべき行動は変化しますが、どれが最適とも言い切れません。
咄嗟に判断するのは難しいですが、なるべく落ち着いて周りの味方の動きも見ながら行動しましょう。